幸せなひとりぼっち
59歳のオーヴェの話
最愛の妻を亡くし、頑固者ジジイのオーヴェ。
不器用だが、信念を曲げない男
笑顔の素晴らしい、前向きな妻に先立たれた彼が、自ら命を立ち 妻のもとにと行こうとする。
しかしいつも邪魔が入り、自殺がなされない。
引っ越して来たイラク人、
昔馴染みの近所の人たち
妻の教え子
周囲の人々との関わりの合間に
子供の頃のこと
妻との出会い
妻との生活や悲しい過去
どんな人にも それぞれの過去があり
人生がある愛する者との生活がある
子供時代、妻との生活などの過去と
現在、近所の人との関わりが交差する中で、
嫌な親父だったオーヴェが愛しきじいさんに変わっていく。
いや、オーヴェが変わったんでなく、
オーヴェを見る私の目が変わったんだ。
人はいつか家族と生き別れ、一人になる。
どんなに夫や妻を愛しても、どちらかが残される。
オーヴェはわたしであり、あなたでもある。
独居になっても、人はひとりでなく誰かとつながっているんだなあ。
点子、元越山に登る
朝刊に掲載された元越山登山に参加した。
ひとり参加の点子は、地元主催だと道に迷わないですむので、心強い。
おまけに豚汁、ぜんざいのお接待。
もちろん参加無料。
公民館集合だから、ナビで迷わない。
8時集合なので、6時半に過ぎに家を出る。
公民館の敷地が広いので駐車も楽
トイレも屋外に仮設トイレもあり、混まずに済んだ。
8時30分頃に出発。
みーんなについていくと登山口があった。
竹やぶを抜けると
細くて、ゴツゴツした道が続く。
お地蔵さんを過ぎ視界が広がり、大きな道に出る
ずっと先、下の方に民家が見える。
ずいぶん登ってきたんだなあ。
シダの群れ
頂上まで700メートルを過ぎると、霜が降りていた。
まだまだ
ここからはとにかく歩く、歩く
1時間50分くらいで頂上
今日はいい天気。
でも、もっといい天気だと四国が見えるらしい。
蒲江のまち
お腹ぺこぺこ。
受付でいただいたデコポンを食べる。
持ってきた魚肉ソーセージも食べる。
寒くなったので、15分休憩して、下山。
下り道はでこぼこて、狭いから慎重に慎重に歩く。
前の人の足取りを見ながら、どこに足を置くか瞬時に考えて下る。
人といってもひとりで行っても、登山はひとりひとり違う。
前の人が転びかけたら、より慎重に歩く。
うちの梅は紅梅が咲いたが、佐伯は白梅が咲いていた。
12月15分頃下山
賞状や記念品、デコポン、プルーンのお土産をもらう。
待ちに待った豚汁、ぜんざい
漬物もおいしい。
お接待の豚汁と漬物。
美味し過ぎてあっという間に食べたぜんざい。
甘過ぎないぜんざい。
お代わりしたかったなあ。
地域の方々がたくさん頑張ってくれたおかげで楽しい登山できました。
🏔ありがとうございます。
また来年もきたいなあ
こころに剣士を
エストニアが舞台の映画である。
監督はフィンランドの人。
フィンランドのツアーで必ずと言っていいほど出てくるのは、エストニアのリアドへフェリーで日帰りオプション。
言葉が喋りすぎない映画。
主人公エンデルと女教師との恋する場面がそうだ。
なんとも美しい 恋する二人。
映像だけで、二人の心の距離の縮み具合を表している。
おじいちゃんとヤーンとの別れの場面では、
繋いだ手と手
連行される車に乗る前に、振り向いて、もう一度孫のヤーンを見る眼差し。
フェンシングを教えるきっかけを与えてくれたマルタ。
ちっちゃなマルタだが、家に帰ればまだまだ幼い姉妹がいる。
彼女たちの世話をするマルタ。
校長も歴史に翻弄されて良心を失っていた。
マルタが試合で勝った時に、三つ編みメガネの妹が
「さすが、お姉ちゃん」
と 尊敬の眼差しで姉を見た。
大国に翻弄されるエストニアのようなマルタ。
フェンシング🤺の基礎、相手との距離感で一度は引いていたマルタが前進する。
試合のために列車でレニングラードに行く子供達。
地図で見るとずいぶんの距離。
車窓から見る大都市レニングラードをみるマルタのまん丸お目めの愛らしいこと。
こんな子どもたちの瞳のためにエンデルは危険を犯してもレニングラードの試合に行く。
恋人とは永遠の別れになるかもしれないレニングラードへの旅立ち。
多くの子どもたちは時代に翻弄されて父親を亡くしているらしい。
彼らの父親のようなエンデル。
時が経ち、最初のシーンのように列車から降りる人。
父親の帰還のように、子どもたちが出迎える。
セリフは少ないが
映像が全てを描いてくれた作品。
パーマネントライフを探して
パーマネントライフ?
パーマネント?
調べると半永久的?
今のままだと、人類は滅びる。
未来の子どもたちのために、どう生きるのかを模索する旅
我が家の庭には花壇を作るスペースがある。
引っ越してきた年は家庭菜園に目覚めた。
トウモロコシ、トマト、キューリ、ナス
はじめは良くできていた。
そのうち、手間をかけるほどは収穫高が上がらず、
いつしか年が経ち
忙しいので、草刈りがやっと
去年はとうとうシルバーさんに草刈りを頼んだ。
そんな点子が野菜作ってみようかという気になった。
イギリスのトッドモーデンのインクレディブルエディブル
日本でよく言われる地産地消。
近場のものならできるだけ、ガソリンや人件費を使わずにその地域で食べるのがエコ。
デトロイトでもそう
地球温暖化をストップさせるべく、
CO2削減を大きく叫んでも減らない。
どんな未来にしたいかを探し、車でなく、自転車や歩くペースて行動している人に会った。
フィンランドの教育で校長先生が、「寛容」であることを身につけてもらいたいと言った言葉が印象的だった。
地域貨幣のことは分からなかったが、
観てる者に家庭菜園をしようと思わせるだけでも、大成功の映画です。
年末に自転車でさすらう点子
26日までしっかり働いたので27日から休みを取った。
29日に友だちとランチの予定があるので、2日半で帰れる場所を考えた。
うーん、「私たちのハァハァ」の関門トンネルを行こう。
いざ出発の直前に友だちからランチキャンセルの電話。
わあ!予定変更。
7時55分発
走り出すがサイクロメータが作動しない。
まだ、店が開いてない。
仕方がない。
別府で電池交換しよう。
別大国道が長く感じられる
別府に入り、郵便局に用事があり、10号線寄りの別府郵便局による。
イオンのクリーニング屋のお姉さんがおしえてくれた、量販店にいき、電池交換する。
走るが作動しない。
いつも人任せのツケがきた。
また郵便局に戻る。
座ってゆっくりと作動の仕方をネットで検索。
時間がかかったができた。
うー。
やるじゃない、点子。
再出発します。
別府で時間を食ってしまい、もう10時半過ぎ。
豊岡で休憩。
ウチから持ってきたみかんと鮭おにぎり。
カラダ動かした後は、蜜柑🍊があうのよ。
亀川の杵築よりのところ
別府郵便局からここまでの距離
11時55分赤松峠到着。
このまま北九州に走っても着く頃には真っ暗。
勇気ある撤退。
これからうちに帰ります。
戻ってきました。別府郵便局。
別府郵便局から赤松峠までの往復です。
総走行距離は60キロ
反省 電池切れなどの用意は事前に。
用事も済ましておく。
早く別府や日出は抜ける。
92歳のパリジェンヌ
予告編で、充実して生きているヒロイン像や母と娘の関係にトキメキ、87歳の老親と観ようかなぁと思った。
でも、
尊厳死がテーマなので、
美しいもの
きれいなもの
が、好きな母は好まないだろうから一人で観た。
食事中によくこぼす義父にきつい言い方をすると、息子から、
「あんたもそのうちにそうなるよ」
と、きつく言われる。
年を取るとできなくなることが増える。
誰でも年をとるんだが、現実にこぼされるならかなわない。
片付けるのはわたしだから。
看取りを経験し、只今介護中。
先日、80歳をとっくに過ぎた叔父に、車の運転を辞めることをほのめかした。
第三者から見たら、車を運転しないほうがいいと言いたい。
しかし、当人にとっては
また一つ 老いを認めることとなる。
車の運転を自ら諦めたマドレーヌ
失禁したマドレーヌ
自分のことができなくなったので
自らの手で人生を終わらせると言う。
いさぎよ過ぎる。
いろんな人生があるが、
私はあがいて、好き放題しまくる、迷惑な年寄りになりそうです。
初恋がきた道
人を好きになることが、こんなにも美しいとは。
ひと目見て、相手を好きになる。
どんな性格か?
どんなくせがあるか?
なんて関係ない。
ただ、ただ好きになる。
だから初恋
誰もが 感じたことがある気持ち。
忘れていた心を思い出させてくれた。
胸キュンというには素朴な気持ち
好きな人のために、しらしんけんに料理をする。
その人の声を聞くために遠い井戸に水を汲みにいく。
街から村の実家にもどった息子がその当時の中国の普通の人の生活は日本人の我々からすると、予想もできないくらい貧しい。
戦後の、戦前の日本もそうだったのかは高度成長期に子供だった私にはわからない。
忘れていた心を思い出させてくれた。