点子がゆく

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自分の隣の人のことを、チョット知ろう

ドキュメンタリー『何を怖れる』を観た。
市営のホールで20人弱で。男の人はひとり。
上野千鶴子さんに興味があり、『おひとりさまの老後』や『小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』を読んで間もなくだった。
クロワッサン誌でフェミニズムについて触れたことがあったので、行ってきた。
フェミニズムがどんなものかよく知らなかったし、70年代かの日本の女性史が整理されていた。
冷え性関係の本をだしていた田中美津さんがフェミニストとはじめて知った。
そんな疎い私だか、自分の性について自分なりに考えていた。
私は、男の人を追い越したり、支配したり、男の人になろうなんて考えていない。
力関係では弱い立場の女性が日々の生活、子育てなどや性でかなしいおもいをする事件には敏感になっていた。女の人を強姦する人って、自分が他人から大切にされてなかったのかな?
特に性に関して、男の人の傲慢さが気になるので息子たちには、高校を卒業し、家を出る時に、女性を傷つけないようにと、言ってきた。
「女性」「女性史」「フェミニズム」なんて言葉にすると肩に力を入れ生きるみたいだが、
要する、「自分の隣の人のことを、チョット知ろうよ」ということです。
自分の隣の人に関心を持つことは自分(その人が、男の人が女の人かわかんないけど)を大切にするということです。
そして人生の先輩たちが女について、
時には戦い(何に?社会?世の中?)、時には集い、学び、考えて、行動してきた証しをドキュメンタリーにした映画だった。
今更かもしれないが、
私と同じこと考えていたんだなぁと懐かし友だちに会えた気がした。
機会があったら観て欲しいです。f:id:tenkochaniine:20150614133519j:image