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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

イマジン

映画を観るときは、先入観なく純粋に映画を楽しみたいので、映画館にあるチラシは読まない。
唯一の情報は映画館で目にすり予告編のみである。
予告編の良し悪しに左右されるが、兎に角インスピレーションのみ。
当たりがあればハズレもある。
映画館のスケジュール表と手帳のスケジュールをにらめっこして、最後は消去法で観る作品を選ぶ。
 
「イマジン」の予告編はすっかり忘れていたが、一週間限定の言葉が効いた。
今、観なきゃと  一路、映画館へ。


路面電車とデコボコして真っ直ぐに伸びていない古い町並みを歩くってどんな気持ちだろう。
大分にもあった路面電車にひょっと乗って街を探索してみたい。
点子が死ぬまでに歩くことがないかもしれないが、映画では街の人になれる。
曲がり角の、3段程の階段を下り右手のカフェでデカンタに入った地元のワインを飲んでみたい。目鼻立ちのくっきりしたラテンのイケメンにナンパされたりしてー。
そして、彼方向こうにポセイドンアドベンチャーみたいな大きな船を見てみたい。

目からの情報から何をしたいかのモチベーションを沸かせ、目からの情報がやりたいことをやらせてくれる。
私たちは視覚をどれだけ頼りにしているかを教えてくれた。
視覚が使えないなら、残された感覚を研ぎ澄ましてごらん。臭覚、聴覚に触覚ときには味覚。
みえないけど感じとることで、見えてくるものがある。
そして、ひとは何かと繋がっていたいんだ。ひとと何かとの関係性。それがヒトかもしれないし、音の反響を出してくれる物かもしれない。
イアン自身が出した音に反応して響いたのは、廊下に突然現れたタンスや自転車だけでなく隣の部屋の閉じこもりの外国人の女性だった。
反響定位初めて聞く言葉。
この映画の出したエネルギーが私に反響してくれた。