点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

ストックホルムでワルツを

兎に角、歯切れがよい。
「イ ニューヨーク」が、かの有名な「テイクファイブ」なんだ。。
「パラパラパラ、パラパラパラ、パー、パッパッパー」と、舌がまめらない歌詞の後に「イ ニューヨーク    イ  ニューヨーク」とくる。頭から歌がなれない。

ジャズに詳しい訳でないが、
学生時代の憧れのヒトがジャズ喫茶でバイトしていて、距離を縮めたくてビルエヴァンスソニークラークのLPを買って研究していた。

モニカゼタールンドと言うスウェーデンのジャズシンガーのサクセスストーリー。
囁くように「メロディー」と歌詞を歌う 「ワルツ・フォー・デビー」はゾクゾクした。
アレンジを変えることでかろやかになった「歩いていこう」
どの曲も魅力的。
 
シンプルなで直線的な北欧ファッション。
金髪によく映える黒いノースリーブのワンピース。
服にアレンジして変わるメガネ。
ハッとする奇抜な色合いの実家の壁紙。インテリアも魅力的。
何と言っても、主演の美しさ、歌のうまさが一番の魅力。
ビジュアル的にも聴覚的にも楽しませるなんて、これぞ映画の醍醐味。
二度、映画館に足を運びました。

で、この映画は何を言いたいのかと考えると、
夢は諦めない、本当に欲しいものは奪い取る勢いで、自分で掴み取る。
だけど、何を掴んだら何が去っていくん
だよ。
娘よ。‼️
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