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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

ひとり旅のすすめ

初めてのひとり旅は広島だった。
高速道路が千円だった頃のことである。300㎞以上離れた県外である研修会に、参加しようと考えた。
金曜の夕方まで仕事をして、土日に研修会に参加、月曜朝には出勤をすることでプランニングしてみた。
新幹線だと時間の制約と経費がかさむので、今回は見合わせた。
あれこれ思案するうちに、本当に広島まで高速道路が千円で行けるのかを試したくなった。
そしてもう一つ、ゲストハウスという所に泊まってみたくなった。
移動は車、宿はゲストハウスの2点を大前提にすると、ひとり旅になった。
友だちを誘おうかとも考えたが、セダンに女2人で仮眠することは物理的に無理だし、まだ未知の世界のゲストハウスに誘うほど無防備なことはできないのとで、ひとりで決行することに決めた。
ひとりはさびしいけど好奇心の方が勝った。
金曜の勤務を終え、夜8時に出発した。長距離をひとりで運転するのは初めてだから、速さより安全を第一に、眠くなったらPAで仮眠するようにした。
本州目前のめかりPAではどうしようもない睡魔に襲われ、他の車と近ず離れずの場所に止めて、ドキドキしながら眠った記憶がある。
高速道路出口で1000円と表示された時は、当たり前だが、ヤッターと思わずガッツポーズしたくなった。
広島駅に近いハナホステルに着いたのが朝の7時。
研修会場までは時間があるからバスを使ってみた。その方が街を知ることができるから。
初めてのゲストハウスでは女子部屋の二段ベッドの下の段が私のエリアだった。夕ごはんは広島風お好み焼きを食べた。若い外国人だらけのリビングでアジア系オーストラリア人とカタコト英語で会話し、格安のジェットスターの存在を教えてもらった。
ひとりでさびしいかなと心配してたけど、ひとりは気楽だった。
食べ物屋さんを選ぶのにいくら時間をかけてもいいし、歩くも良し、バスでも良し、移動手段を好きにしていい。
全て自分で決め、気ままにできる旅だった。