点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

ひとり旅のすすめ④初ロード

1日目は始発の各駅電車に揺られ、乗り継ぎ乗り継ぎ夕方に尾道に着いた。
乗り継ぎ便がプラットホームから遠い時は、電車の扉が開くと同時なリュックサック背負い輪行袋を持って階段をダッシュする。電車に乗っている時間が長いから、席を確保することに気合が入る。
何度も乗り継いでいると、前の電車で見かけた親子連れやいかにもひとり旅の人などチラホラ。みんな18切符かな?
1人だから景色を見たり、本を読んだり、考え事したり。
乗り換え時間に余裕がある駅で買った地元の名物に缶ビールと気ままにできる。
好きな時に好きな物を食べる。
一緒にいる人に、何話そうなんて考えなくていい。
眠くなったらウトウトしてもいいのだ、乗り換えだけはちゃんとしてなきゃあ。
退屈はしない。
自由だー。
尾道に着いたら4時過ぎていた。長旅で疲れはあるが、1人で来ることができた感動でワクワクの方が勝った。
ゲストハウスは商店街を抜け右折したところにあり、店屋のように間口の広い建物だった。シャワーつきのゲストハウスではここが一番安い。フジホテルさんです。
有名な尾道ラーメンの店の近くにあるが、土日にしかやっていないお好み焼き屋さんに行った。
フジホテルさんより関西寄りでお寺なのそばのお好み焼き屋さん。おじいちゃんと写真を撮ってもらったが、どこにいったのだろう。
フジホテルさんは玄関の広い土間に自転車が置けるようになっていた。屋根があるから安心。共有スペースや部屋が狭いが安いからいいさ。
ゲストハウスで知りあったロードバイク乗ってるピチピチを着ている自転車
おじさん。彼は松山市から自転車で今治までいき、しまなみ街道を渡り、尾道に着いた方。財布だけ持って着替えも何も持ってない、完璧な自転車野郎だった。
彼からしまなみ街道はスタンプ押すイベントをしてて、参加無料であることを教えてもらった。
大三島大山祇神社横にある店では350円で海鮮丼が食べられるという、美味しい情報も頂いた。並んで、たべました。店の名は『大漁』で今は値段が変わってしまった。
女子部屋には名古屋大の学生がいた。サークルの合宿帰りで、四国から来ていた。
しまなみ街道を明日中に渡ってしまうつもりだから、今治の安い宿を教えてもらう。今治はゲストハウスがないから、フジグランにあるネットカフェを紹介してもらう。
ネットカフェ❗️
わー、はじめて。
治安がいいか?いくらか?なかはどうなっているか?
情報を収集し、それでも心配だから家族に電話してネットカフェなるものについて尋ねた。
翌日の夕方にしまなみのゴール、サイクルターミナルについた。今治の街まで結構な距離で、そこからフジグランまでまたちょっとあり、行き着くまで迷った。85㌔ライドした後は、シンドかった。
フジグランてなんだ?そう思いながらライドしてると、雨も降ってきた。人に尋ねるにも日が暮れてしまい、やっと着いたらショッピングモールみたいなとこだった。
床がフラットでないと疲れが取れないので、ネットカフェにフラットの部屋が空いてるか確認し、大きなスーパーで、夕飯の買い物をした。
讃岐行きの始発が6時台なので、8時〜翌6時までの10時間セット、約2000円。それまで、夕飯と朝ごはん用に値下がりした弁当を買いウロウロしていると8時になった。

                                        つづく