点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

『天のしずく』から、日々の生活

弁当の卵焼きを作った。3個目の卵を割るとき、
ふと、天のしずくの辰巳さんを思い出し、殻の内側を、指でぬぐって白身を取った。
何気ない仕草だが、辰巳さんはいつもそうしていたんでしょう。こういったことを、何百回、何千回と続けて暮らしていたんですね。
本当に何気ない、日々の暮らしのひとつの仕草だが、私には印象的だった。
日常の些細なことを大切にして生きている辰巳さんの生き方は、今、お金や物に振り回され、混沌とした世界にいる私たちに、新鮮に映ってしまうのでしょう。
ちょっと前まで、父や母が暮らしていたいきかたなのに。
f:id:tenkochaniine:20150717070044j:imageひとつひとつの卵を大切に、愛おしく扱いながら、食べる人をおもい作った卵焼きです。
庭のバジルとミントに買ってきた、レモングラスでお茶を作り、今日も始まります。
f:id:tenkochaniine:20150717070223j:image