点子がゆく

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子どものためのバレエ ねむれる森の美女を観て

久々にバレエ鑑賞。
美しいもの好きの母と行った。

東京バレエ団の子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」を観ました。
流石、東京バレエ団、踊りのテクニックは素晴らしい。
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子どものためのと言うが、大人が充分にたしめました。
バレエは優雅で、美しく、夢のような芸術だと、再認識しました。

さて、今回は前から4列目の席。

踊り手の表情、首筋の汗、ホーズで止まったときの呼吸、女性を支える男性の手
踊り手の顔がよくみえます。

4人の王子と踊るオーロラ姫。
アラベスクの姿勢でパートナーがかわるたびに支えていた手を離して両手を挙げポーズを取る。
その度にバランスが崩れやしないかとドキドキする。
オーロラ姫の踊り手から一瞬、笑顔が消える。

4人の王子が全員でオーロラ姫を天高く上げる時は、両端の王子二人で支え、左中の王子は下りてくるオーロラ姫の腰から支えていた。
そんな、美しさの裏で支える男性の手も印象的でした。
長靴を履いた猫の踊りは素晴らしい。
お互い向き合い、じゃれ合うタイミングがまたいい。
個性的であろう雄猫のなんとも言えない猫らしさがいい。
それと笑顔。
口角を上げ、白い前歯を見せる笑顔。
いつもほほえんでいるようです。
オーロラ姫を助ける王子がジャニーズばりのイケメン。
バレエは夢を観る芸術だから踊りの腕前だけでなく、主役級は美形でなくちゃ。


前からが列目という席のせいか、はたまた、自分の成長が、
ただバレエを楽しい、美しいたけでなく、観ることができました。

演出もよく案内役にバレエの説明をしてくれた。
また、東京バレエ団の「ねむれる森の美女」の幕がいい。
舞台があくまでの時間、 これからの舞台へ期待が高まる絵。

バレエの終わりを案内役に閉めらせ、アンコールとかどうするのか?と思っていたら、踊り手全員が客席に降りてきて、子供たちと握手をするのか。
これもまたいい。
こんなにマジカにバレリーナを観れるなんて、夢のよう。
出かける前は、疲れたから行くのをやめようなんて言っていた母が満足してました。
これで6000円なんて
また上演してください。
母と行きます。