RUN BOY RUN ふたつの名前を持つ少年
追われる、逃げる、逃げる、逃げる、逃げる。
追われる恐怖は 夢で何度が経験(?)したことがあるが、気持ちが悪く
本当にこわい。
今の時代、日本人で生まれ、改めて幸せだと感じた。
レディスデイで映画に行こうと友達に誘われ、今週までの上映映画から選んでみた。
観たいけど、こわい。
テンポもはやくなさそうだから、
「寝ちゃうかもしれしれないね」
と 観た映画。
RUN 走れ 兎に角逃げろ
逃げて、逃げて 生き延びろ
逃げる途中に出会う 良心のある人々。
一緒に逃げる仲間や犬ができるも、また
ひとりになる。
愛犬の死には、どうしようもならないほど泣いて 泣いて 鼻水を垂らしてなく。
また、孤独になる。
自分をかくまったばかりに 辛い目にあう村人を目にしながらも、
片腕を失っても 彼は生きる。
生きなきゃ、たくさんのことを犠牲にしても、いや 犠牲にしたから
生き延びなければ。
こんなにも強く生を貫く姿。
多分最後は いきのび終戦を迎えると予想しつつ
一度も眠くならず、ハラハラしながら観終えることができた。
今ある 当たり前の、ごくふつうの、日常に感謝。