義父と暮す
老義父母だけの生活から義母が入院した。
90才手前の家事は一切したことがない義父を我が家で一緒に暮らすようにした。
一人っ子の相棒は有料老人マンションを考えていたようだ。
一緒に施設見学をしたが、トイレをカーテンで仕切ったワンルームを終の住処にするのは寂しい。
施設や老人住宅のはそれなりの利点があるが、
介護度のない心身状態だったら、
私だったら、
できるなら普通の家の暮らしを望む。
だから、義父を施設や老人住宅に入所させる気にはならなかった。
別居だが、
最期の2ヶ月前まで在宅で、世話をさせてもらった経験のある私には
義父にも本人が望むなら
できるだけ、家で過ごしてもらいたかった。
しかし家事一切できない老義父を自宅のマンションで1人にはできないので、ウチに来てもらった。
ただそれだけ。
ケアマネージャーさんは
有料老人マンションを勧めてくれた。
今まで一緒に過ごしてないから、
生活リズムや価値観が違う。
お互い我慢しないといけないかも。
でも、じいちゃんが うちが嫌でないなら、一緒に住もうと相棒に提案した。
幸い、じいちゃんは支援1で、身体の動きは日常生活に支障ない。
認知の点では支援1では疑問があるが、とりあえず、見切り発車しちゃいましょう。