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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

バレエボーイズ

f:id:tenkochaniine:20151010202912j:imageドキュメンタリーってどうやって作るのか?
3年や5年など長いスパンで撮るとき、予定と違う展開になった時は主題が変わらないのか。
題材の選び方は?ドラマチックなものを選ぶのかな?
起承転結がありそうな当たりをつけるのか?

「バレエボーイズ」を観ながら、そんなことを考えていた。

映画館にはバレエを習っているであろうお嬢ちゃんとママのペアがチラホラ。

点子も子どもの頃、バレエを習っていた。
バレエは美しく、優雅で、可憐な芸術だ。でもその陰には涙ぐましい努力、努力、努力の結晶。
点子は近所のバレエ教室で週2回程レッスンを受ける、ごく普通の女の子だった。
バレエに夢は見るが、バレリーナなんて田舎の子には非現実的なもの。
別世界のものとわかっていた。
今みたいにローザンヌを放映されたり、チャコットがデパートで自由に買える時代でなかった。
年功序列で役が決まる中、数ヶ月後に教室に入った可愛い子が「くるみ割り人形」で金平糖の踊りをソロで踊っても、点子は花のワルツを、嫌になる程踊ってた。
そう、バレエは見かけが大事。技術てきにはわからないが、子ども心にそんなものだと悟っていた。
だから、3人のうち誰がドングリの背比べからいち抜けできるかといったら、
まるで王子様のようなルーカス。
バレエに対するおもいも人一倍。迷いがないから、ルーカスだな。

それに比べ、シーヴェルトは迷い、1度はバレエから離れる。
離れてみて自分にとってバレエとはなんぞやと考え、やはりバレエが好きだとわかり、再チャレンジする。

ハムストリングが強いトルゲールは肉体的には優れているが、バレエに固守してないのがわかる。
成長し、軍隊に入ったらしい。
それもまた人生。

将来の選択肢は何がいいとかでなく、何が好きかからはじまる方がいい。
だって好きでないことに努力できないもの。

12,13,14,15歳と日本でいう中学時代は多感で、子供でもなく、まだ大人でもなく    だけど将来を意識し、進路が分かれてくる時期である。
バレエボーイズに限らず、この時期はドラマチックな時期である。
バレエと言う限られた環境の中で、自分の将来を見つめ、将来を考え悩む姿は、
誰もが経験した道。
だから、共感できる。
ドキドキしながら観ました。

ドラマチックなところが、
これ、本当にドキュメンタリーとおもいました。