点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

じいちゃん、トイレの水 止めてよ

舅と暮らしはじめて約一カ月。
我が家は築30年以上で、何かとオートマチックでない。
例えば洗面所のお湯と水の栓。
レバーでなく、回すタイプで水が出たり、止まったりする。
トイレも男用小便器と腰掛ける洋便器の二種類ある。

この男用小便器が曲者だ。
用を足して水を流すのが、ボタン式でない。
蛇口の栓の様に回すタイプだ。
水を流すのはいいが、止めるのは蛇口の回し加減でうまくいかない。
しっかり回さないと、永遠に水が流れる。

先日、帰宅し、自宅の駐車場にとめた車から出ると、トイレの水が流れる音とトイレの換気扇の音が合唱していた。

つまり、トイレの水が流れっぱなしで、トイレの電気と換気扇がつきっぱなしだった。

帰宅早々、ぶち切れた。

家に入り、居間のソファーに座ってテレビを見ているじいちゃんにこえをかけた。
耳が遠いじいちゃんだから、大きな声でトイレの電気と水のことを言い、トイレに来て実際見てもらった。

別な日にはトイレに入りスリッパを履いた途端左足が濡れた。スリッパは水ねぐしゃぐしゃだった。
トイレの床が水浸しだった。

それから男用小便器の前に張り紙をした。
「使用禁止」

次の日のこと。
風呂から上がり着替えていると、またトイレの水が流れていた。

トイレを確かめると、小便器の張り紙が濡れないように、ご丁寧に上に裏返されていた。

そういえば、今朝も紙が裏返されていた。

「使わないで」
そう言って男用小便器の使用禁止を宣言したが、
じいちゃんの80数年間の習慣には負けた。

こうなったら、男用小便器を外すか、水流しの栓を変えるかしかない。

あー、次回の水道代の請求がコワイ。