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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

期待しない生き方

同居をはじめて約1月の義父。

義父はデイケアのない日は一日中、テレビの番。

休みの日に、温泉に連れて行こうとおもいたつ。

マイペースの相棒は、じいちゃんのことより、ひとりのんびりと読書がしたい。

「自分の親だよ」
腹がたつ。

仕方ない、義父と近所で独居の親の3人で行く。

耳が遠い義父は口数が少ない。車中も静か過ごす。

が、西大分から別大国道に入ると目が輝く。

うみたまごが近くと、ポツリと、孫を連れて行った話をする。

硫黄臭の濃い明礬温泉に浸かりながら、
今を楽しもうとおもいついた。
年寄りを楽しませるだけでなく、自分が楽しもう。

じいちゃんは
「やっぱ、別府の温泉は日本一や」
笑顔で言う。

湯上りに、岡本屋で釜揚げうどんを食べる。
メニューが店の入り口で看板になっているので、好きなものを選べる。
うちの年寄りはメニューをおまかせにしたがる。
大きな写真があり、品数がほどほどだと選びやすいので、看板を一緒に見ながら
選んでもらう。

景色とうどんとプリンを堪能する。

うちに戻り、
「楽しかったね〜」
そう言いながら、

楽しんでるのはワタシ。
年寄りにワタシの趣味に付き合ってもらい、ついでに楽しんでいただく。

相棒につい期待する。
期待すると、思い通りいかないと、腹が立つ。

テレビで見た、80才位の女性文筆家が言っていた。
夫と同じマンションに別々に住んで、予定が合えば一緒に食事する、そんな生活をしている。
自分以外は他人。
そう、割り切っている。

相手に期待しないと、イライラしなくていい。
そう、相手は他人。自分でないから、自分の思いと違う。
こんな事実を忘れていた。
相手が相棒でも、子どもでも一緒。

どこまで割り切るかは私次第。