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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

サヨナラの代わりに

f:id:tenkochaniine:20151112214444j:image難病ALSになるのはヒラリースワンク、ダメ大学生でヒラリーの介護をするのはエミーロッサム。
誕生日会に仲間の前でショパンを弾きこなすヒラリー。間違えるはずないのに指がマメラない、それも一度でない。

あれ、おかしい。

それから1年半後。

優しい夫とヘルパーさんの介護なしには生活が成り立たないヒラリー。


モダンで立派なうちにヘルパーさんを雇えるくらい十分に裕福なヒラリー。

ALSがどんな病気かも知らずに面接に行くエミー。

どうにか採用されるが、毎回手を替え品を替え理由をつけて遅刻したり、その時の感情で一夜限りにSEXするエミー。

人は介護する(人の世話をすること)で成長する。
親の介護看取りをした点子の持論。

確かに、価値観の違うエミーと接することで、偽りのない自分に目覚めていくヒラリー。

エミーだけでない。
自分の死が現実に見えてきたら、心の断捨離をする。

男前で優しく、弁護士の夫を捨てる勇気をくれた。
でも、家はヒラリーのもの?
ヒラリーが家を出ないのね⁈
価値観が一緒の仲の良いつもりの女友だちもいらない。

目に見える物質的なものや地位や名誉なんかより、リハビリプールで知り合った黒人のALS夫婦やエミーやエミーの友だちと過ごす方が居心地がいい。
娘の近所に住んでいても訪ねてこない母親より、改心して最末期に過ごしてくれる愛する夫もいいけど、気持ちが通じたエミーに看取ってもらったヒラリー。
(本当はひとりで旅立つつもりで、どんなに苦しもうと寝室にこないだと言ったが)

エミーはヒラリーの世話をするうちに

よく生きる

ことを知る。


介護ってする側の一方的な能動作業でないもの。
介護される方からたくさんのことを学ばせてもらうのです。

人生って最後までわからないもの。
人生っ何が起こるかわからない。
人生って捨てたものでないのね。

電動車椅子でスーパーの何がを走り回るヒラリーの楽しそうな顔。
いいわぁ。