マルガリータで乾杯を!
インドは階級社会と言われるが、障害のある主人公が電動車椅子を駆使する大学生でバンドに参加している。
そうしている間に失恋し、アメリカに留学するようになった。
ニューヨーク大学の合格が出るが父親を反対。
それを無視し、母親がむすめのしたいことをグイグイ引っ張って2人でニューヨークにいく。
残った父親と弟の生活はどうなる?
なんておくびにも出さずに、話は進む。
バイセクシャルの世界にも踏み入るが、異性も好きなライラは白人の男性とセックスもする。
春休みにインドに帰省するライラのバイセクシャルの友だち。
帰省中、母親にカミングアウトするライラ。
ライラに自分の病を告げずにいた母が末期がんでなくなる。
ストーリーがてんこ盛り過ぎて、話がどんどん進んでいく。
どんな状況でも母親は子供を包む愛。
挫折してもまた笑顔で進んで行くライラ。
インド人であろうが、障がい者であろうが、
学ぼうとすること
人を好きになること
性に対すること
家族の死
どれも一緒。
バイセクシャルな友だちが言う。
自信をもちなさいと
どんな状況でも母親や家族から愛されてきたライラ。
だから辛い現実にも、挫折しても前を向いていけるんだなぁ。
ひとつに髪を束ねたライラ役のカルキコーチリンの笑顔がステキな映画でした。