ベトナムの風に吹かれて
草村礼子さんの演技に圧倒された。
認知ある老女のときと
イキイキとベトナムで過ごす時 の
別人のような表情。
骨折後、自宅で介護される中「ションベンしたい」と訴える時の壮絶な姿。
かといえば、幼女のように笑う顔。
さすが舞台女優。劇団の看板女優。
認知がある老親を異国の地ベトナムに連れて行こうなんて発想、思いつかなかったが、実話らしい。
勿論、認知症の人には環境を変えないほうがいいとか
環境を変えた上、1人にしてて道に迷ったとかマイナスの面があれば
まさに、昔取った杵柄的に当たり役の台詞を覚えてて一夜限りの舞台に立つとかプラスの面のある。
足の骨折をしているのに二階に住んでいるし、柵のないベッドに寝かせるは、
認知症の母親と1人にしてているなど❓❓❓な点が多い。
異国ので介護してること
その異国が昔の日本みたいに世知辛くなく愛すべきベトナムであること
てんこもりだし、介護に関して疑問があるが、
介護はする側、される側の関係性と
する側が心の落ち着いた生活をしているかなどが影響していくんだなぁ
と実際に介護者として感じた。
映画を見終わり、場内が明るくなり、
周りを見渡すと実際に介護している中高年ばかりだった。
環境変わっても、周りの人に支えられ、愛されて生きるのが、シアワセかなぁ。