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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

エール

f:id:tenkochaniine:20160117200837j:image耳の聞こえない家族の中でたった1人、聴覚がノーマルな中学生?の娘。(中学生らしいが大人っぽい)
フランスの田舎の村で暮らす酪農一家の話。

学校で習ったけど、フランスって農業大国なのよ。
ファッション、ブランド物と都会的イメージがあるが、食料自給率は100%をこえてるとか。

家族はひとつと、まとまっていた家族。
親の耳となり農協や膣炎の病院など外部との交渉役の娘。
年頃なのによくやってます。

ストーリー自体は仲良し家族からの娘の独立とシンプル。もちろん、ハッピーエンド。

流れる曲は、
ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」に似た懐かしのポップス。

試験で歌う曲は、これから親元から旅立つ彼女の心境をうたったような歌詞。

印象に残るのは、
揺れ動く、切ない想いの思春期のヒロインの心を表すように、
歩きながら学校のフェンスに触れる手指の流れるような動き。
画面の左から右へ、
右下から左上へ  動く様。

それから 
個人主義と言われるフランス人なのに、娘に依存気味の母親が娘の旅立ちに否定的な事には驚いた。
最終的には父親が娘の背中を後押ししてくれた。

こんなに仲良すぎる家族がいるのかな?って思うくらい仲いい。昼間っから愛し合うほど仲が良い両親。
 
父親が村長選に出馬したり、弟がヒロインの友だちと大人の関係になろうとしてコンドームでアナフィラキシーショックを起こしたりと彼女の周りは何やかやと騒々しい。

歌の試験も当日朝にやっぱり受けるで大丈夫なんだ。
お父さんの村長戦はどうなったの。

細かいことを考えないで、家族愛と自立だけに着目するならいい映画。
矛盾点にまあいいやと思える程ヒロインの歌声がすてきでした。