点子がゆく

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パリ3区の遺産相続人

f:id:tenkochaniine:20160124204856j:imageヴィアジェという不動産売買システムを介しての話。
何をやってもうまくいかないアメリカ人が親の遺産のパリ、マレ地区のアパートメントを手に入れウシシと言いたいが、
マギースミス扮するパリのイギリス人が住んでいた。

アメリカ人もマギースミスの娘もお互いの親同士の不倫に幼い時から心痛めていた。
その心の傷が今の人間形成に影響していて、不倫したり、にども離婚し、事業がうまくいかない、いい加減な人間になっていた。

確かに傷つけたのは親たち

でも前に進まなきゃ

お互い傷を舐めあいながら、新しい人間関係を作っていくなんて
手近なところで済ませすぎ。
子どもたちだけでなく、男の妻を自殺まで追いやったマギースミス。
彼女が傷ついた当事者である子どもに平然と不倫相手を褒めるのは理解できない。
唯一いいなぁと思ったのはパリの裏通りや日常的な町並みがよくでてくること。
パリの裏通りをあるいてみたくなりました。