リリーのすべて
美しい映画です。
ラストのスカーフが舞い飛び立つ姿
自分らしく自由に生きるリリーのよう。
自分の望む人生を生きることの困難さ。
そして自由に生きようとする愛する人を支える辛さ。
変わっていく相手を受け入れることはこんなにも辛く、切ないものなのか。
もう愛した貴方はいなくなってしまい、目の前にいるのは体は一緒だが、別な人。
今でこそマイノリティーの人々のことが知られ、テレビにもたくさん出演するようになってきてきる。
でも、まだ別な人って感覚は拭えない。
リリーが自分の身内だとしたら混乱するであろう。
リリーの妻のように混乱しながらも支える勇気が欲しい。
自分に正直に生きることを教えてくれた映画です。
必見