点子がゆく

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偉大なるマルグリット

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自分の声を録音して聞くと、思っていた以上に低くびっくりした。

自分の声って知ってるようで知らない。
マルグリットは自分が音痴だと知らない。
夫は金と社会的地位を利用して自宅の豪邸で妻のリサイタルを開く。
音痴を知ってる観客は聞いたふりして拍車喝采。
翌朝はファンからということで部屋中埋め尽くす花々。
お金があればなんでもできる。 

黒人の執事がマルグリットを擁護する。

夫は偽エンストにかこつけて、妻の演奏が終わった頃に帰宅する。

まるで裸の王様のマルグリット。

夫の愛情か欲しいだけのマルグリット。
歌えば歌うほど夫は遠ざかる。

世間知らずの裸の王様、マルグリットが知り合った一般の人。
ひょんなことから歌の先生がつき、リサイタルへと夢が広がるマルグリット。

怪しそうな歌の先生。

ここでも純粋培養されたみたいなマルグリットは疑いもせず言われたままにレッスンに励む。

真実を告げないのも夫の愛情。
愛ってストレートなだけでないんだなぁ。
愛ある映画でした。