おじいちゃん、夜中に散歩に行かないで。
同居を始めて、約一年。
歩くことも、話もできて、ひとりでごは
んも食べることができるおじいちゃん。
同居し始めの時は、体を動かすことが減
ってるせいで、足がむくんでいた。
新聞を取りに行くことと、自分で食べた食器を下げることを仕事にしてもらった。
それだけでは大した運動量でないので
朝晩の散歩を勧めた。
元来、真面目な人。
習慣付くまで、毎朝声かけをした。
習慣付くと、義務みたいに思っまったのか、
夜中の12時に新聞を取りに行くことがあった。
この時はまだ、点子は起きていたから声をかけることができた。
3時に新聞を取りに行くこともあった。
自分が目が覚めた時が 辺りが暗かろうが朝なのだ。
困ったおじいちゃん。