サヨナラ 枇杷の木
実家の真横にマンションが建つようになった。
いつのまにか、商業地のエリアになったので、高さ制限や隣との距離がゆるくなった。
敷地スレスレなので、境にある枇杷の木を切らないと行けなくなった。
マンション会社曰く、
「木の葉が🍃マンション敷地に入り、住民から苦情が出ないため」
老いた母に庭木の手入れは難しい。
伐採に対して否定的でない母の一声で、
枇杷の木はマンション会社が切るようになった。
亡くなった父のためにこの枇杷の葉を湿布にして、病院に通った点子には
思い出の木。
ありがとうを込めて、
窓から取れる葉っぱを採取した。
枇杷の葉の焼酎漬けは皮膚によいらしい。
大きいゴミ袋にたっぷり収穫した。
枇杷の葉湿布で父の痛みが楽になってほしい一心で、冷めないように、
でも、低音火傷しないように注意しながら前立腺に近いお腹を温めた。
ありがとうございました。
枇杷の木さん、
ありがとう
ありがとう🤗