バレエくるみ割り人形を観に行きました。
子どもの頃バレエを習ってた。
8年くらい習っていたが、ソロで踊ることはなかった。
白鳥の湖では4羽の白鳥を
くるみ割り人形では花のワルツをよく踊った。
何年も踊っていたので、花のワルツの曲が好きでなかった。
私より半年後に入った子が、こんぺいとうの踊りをソロで踊った。
華奢で人形のように可愛い顔の子だった。
4羽の白鳥に一緒に踊った子たちも彼女より長く習っている子ばかりだって。
田舎のバレエ教室で週一回のレッスンを習っている、ごく普通の小学生
上手下手の差はさほどないと思っていた。
でも、こども心に
わたしにはプリマは無理なんだと思い知らされた気がした。
バレエでのこれからの自分の居場所は群舞か灰汁の強い役かなんて 、真剣に考えた。
スパニッシュダンス💃とか似合うのかなぁ
と、漠然と考えていた
妄想するくらいならレッスンに励めばいいのに
負けず嫌いだが、努力には無縁の子だった。
造花の花をつけた竹で作った輪っかを両手で持って踊っていた。
発表会の役発表のたびに、また、花のワルツかぁ
と、思った。
だから、花のワルツは好きでなくなった。
そういえば、アイネクライネナハトムジークもよく踊った
だから、
学校やテレビなどで、ふと流れると、
あーまたかと、思っていた。
何十年振りにくるみ割り人形の全幕を観た
本場ロシアのバレエ団
導入の曲に踊りがあるなんて、
わたしの知らない世界だった。
舞台の背景、衣装、演出が自分の知っているく
るみ割り人形とは違い 魅了された。
バレエの品の良さ、優雅さを堪能できた作品だった。
チャイコフスキーの馴染みの曲も
素晴らしく
花のワルツ💐をすんなり観ることができた。
何十年経っても、馴染みのバレエ曲が流れる
と、すぐに少女の心に戻れる。
でも、少し大人になれた気がした。
クリスマス前🎄に相応しい、
くるみ割り人形のバレエを鑑賞した。
綺麗なもの、美しいもののロマンチックな乙女
の心の88歳になった母親と 一緒に観た。
また、二人でバレエを観に行きたいなぁ