点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

還暦前 、点子ひとりで台湾に行く 廬山温泉行きのバスに乗る

f:id:tenkochaniine:20190413133302j:imagePULIのゲストハウスのオーナーさんがおススメの廬山温泉に行ってきました。

 

バス停や時刻、場所の映像など、至れり尽くせり。

その上、悠々カードを買いに一緒について行ってくれました。(有難や、ありがたや)

 

 

オーナー直筆の「廬山温泉」のメモを握りしめて待つけど、バスはなかなかこない。

 

10分以上待って、目の前を通り過ぎかけたのは、   PULI↔︎廬山温泉     と書いたマイクロバス🚌。

 

急いで、メモを見せると止まってくれた。

 

 

中に入るとほぼ満席。悠々カードを出すと、他のお客さんがピーとしてくれた。

 

席は二列と一列。

二列がけの人が立ち上がり、窓側を勧めてくれた。

横の一列の席のおばさんと友だちらしい。

 

道中、

「桜🌸」

と窓を指差して知らせてくれたり

「あれは違うよ(そんな感じで話してた)」

 

隣のおばさんが話しかけるが

点子は中国語は全く駄目です。

 

翻訳アプリを駆使したり、おばさんが書いたメモを頼りに   なーんとなく会話をしました。

 

32年前のに日本へ旅行行った。

お父さんは103歳で亡くなった。

国の友好のこととか

 

廬山の途中にある霧社は抗日事件があった場所。

終点が廬山温泉だけど、心配症の点子。

おばさん達も廬山温泉に行くらしいので、降りる時が安心。

 

降りる時の悠々カードはおばさんがピーしてくれてからまた安心。

 

バスの中ほどにずっと立っていた白人がいた。

席には荷物を置いて。

「A retrieve you  OK」と尋ねると、うざそうな顔してた。

 

気分が悪いのか窓を開けていた。

 

真後ろの人が窓を閉めると、また開けていた。

 

彼女の不機嫌なわけはなんだろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日日是好日

休日に2本続けて映画を観た。

 

1本は最近亡くなられた樹木希林さんの『日日是好日

もう1本は  『500ページの夢の束

 

日日是好日』 は茶道を通して、

四季の移り変わりや

日常生活の普段ことを感じていく典子の

歳月の流れを描いている。

 

 

学生時代と働きだして、ちょっとだけ茶道を習った。

嗜むというほどでない。

はじめはやり方(所作と言えるほどではないが)を習った

 

その頃はなんでそうやるのなんて疑問は湧いていたかもしれないが、そんなことを口に出すことまで考えつかなかった。

 

厚顔のおばさんになった今なら、典子たちのように、

ひとつひとつの所作に「なんで」なんて声に出してしまうだろう。

 

形から   そして中身がついてくる

 

繰り返してすること。

 

この歳になって、勉強にしても、なんでも

繰り返すこと、スポーツと同じということが  わかった。

 

根気よく繰り返し

やがて 手が自然と動く。

 

ずっと若い頃に気づいていたら、受験勉強もスラスラで、違う人生を歩んでいたかも

なんてね。

欲深いことを考えてしまったが

 

今の私の人生はそれはまた私らしい

 

 

映画は

そこには、ごく普通の人の生活が描かれていた。

 

例えば、一人暮らしした娘が帰っくるので

ちょっとご機嫌で晩酌している父。

家に帰ったものの、またすぐ出かけるという娘に酒のあてをススメる父と座る間もなく、

たったまま、父の横であてを食べる娘と微笑ましく見ている父。

父の鶴見辰吾の笑顔がいい。

 

「最後に家族一緒にご飯食べたのいつだったか」

 

子どもが成長し、独立していくと物理的にご飯を一緒に食べることが少なくなっていく。

 

典子の成長、季節の移り変わりはもちろん、日常のご飯🍚を通しても日日是好日なのである。

 

この映画を観たら、

学生時代、ちょっとだけ嗜んでいた茶道のお稽古や着物を着ることをまたしてみたくなった。

 

 

 

 

しまなみ海道縦走今年で 8回目

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毎年、欠かさずに3月のしまなみ海道縦走してます。

 

愛車を買って直ぐに、自転車乗りの聖地 尾道に行きました。

 

 

青春18切符でのひとり輪行のため、自転車屋さんに通い詰め、チューブ交換と、輪行袋の詰め方に格闘しました。

 

ただし聖地というだけで、何も考えずに泊まったゲストハウスのゲストさんから教えてもらったしまなみ海道縦走。

 

その方は松山ら自転車できて、その日のうちに尾道まで走ったツワモノ。 

 

 

 

おまけに荷物は財布だけ。

 

おー         これが本物の自転車乗り🚴‍♂️

 

若葉マークの点子には眩しい‼️

 

あの頃は、沿道のお接待が盛んで、お金を使うことがなく走れたの。

 

最後の来島大橋で出会った京大生。

強風で押したら乗ったらでやっと着いたゴール。

一緒にゴールでき、喜びを分かち合いました。

 

彼も輪行で、そのあと波止浜駅でも再開。

 

お金のなさそうな学生さん。野宿してたらしい。

 

今治のネットカフェまで案内して、バイバイ。

 

彼もどこかで、社会人として頑張っているんだろうね。

 

 

懐かしタイムは置いといて

 

今年で8回目。

 

毎年しまなみ海道縦走する点子に影響うけ、

息子、夫も行くようになり、

今回は夫のマイ自転車2台目デビュー。

 

 

日頃の運動不足で夫の足が痛くなるアクシデントがあったが、

 

 

どうにかふたり完走しました。

 

因島大橋を降りると海からの虹🌈が

祝福してくれました。f:id:tenkochaniine:20190324061308j:image

 

 

今年のしまなみ海道縦走は20周年

 

おめでとう㊗️ございます🎉

 

 

 

 

 

輝ける人生

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疲れているから、小難しくない、心が前向きになりそうな気がしてみてみた。

 

ハイソな家庭の主人公のサンドラ。

長年連れ添った夫と友達の不倫を目撃。

 

家を飛び出て、疎遠にしていた庶民的な姉のバフのアパートに転がり込む。

 

ハイソな暮らしをする、高慢ちきなサンドラ。

 

バフに誘われダンス教室に参加するうちにサンドラのハートが溶けていく。

子どもの頃のダンスのビデオを見せられ、ダンスが好きだった自分を呼び戻す。

 

娘からは済んだこと(サンドラの夫の浮気)は戻らないと言われ、バフと暮らすうちに夫との結婚を精算しようと思えてきた。

 

忘れていたときめく心

寂しいはずが、仲良くなった仲間とのクリスマス

寄付金集めのストリートダンス

イタリア🇮🇹でステージで歌う

バフの死

トキメキ

デート

 

夫と寄りを戻す

 

そんな簡単に夫とよりを戻していいの

 

気になる人からの手紙

 

うまくできすぎているけど、

トキメキ君の妻の死

 

 

一度は元の鞘に戻るが、昔の自分を取り戻し、もう妻としての器に入りきらない自分に気づき、

新たな出発をするサンドラ

 

ボンボヤージュ、サンドラ

 

 

上手く出来すぎたような流れだが、

 

人生、いつだって   やり直しが効くよ。

今の自分が、いちばんすてき

 

 

ハッピーな気分になれる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛しのアイリーン

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予告編を見て、40過ぎの田舎のにいちゃんが、フィリピーナを嫁にするという、軽い気持ちで観に行った。

 

結婚という安定した性生活を求め、独身男安田顕のダメ男振りがなんともいえない。

 

彼のフィリピーナとの結婚話が軸なんだけど、

木野花扮する岩男(安田顕の役名)を愛しすぎる母。

お金のため結婚したけど、夢見る夢子のようなアイリーンの2人の女の人がすごい。

 

凄すぎる母と嫁に囲まれたことで、より一層ダメ振りを発揮する岩男。

 

でも、お金で買った嫁を連れ戻そうと必死でチンピラに追跡する岩男。

 

所有欲だけでなく、身を呈して助け出す。

かっこいいとかあるじゃん。

 

行方不明にのチンピラの車や遺体が発見されないのは、それだけ田舎すぎるということか。

 

セックスのためこれだけ一途になれるなら、なんかやれそうな気がするけど、そんなに世の中上手くいかん。

 

岩男の独占欲や寺の坊主への嫉妬、性に対する執着。

フィリピンへの仕送りを気遣うあたり、

 

岩男はアイリーンを愛してたというとすんなり行くかもしれない。

 

でも、なんかスンナリ言えない。

 

もともと綺麗な人だけど、眼鏡でオブラートに包む木野花

 

訛りを喋って、乱暴な振る舞いをしても、やっぱり木野花が出てくる。

 

シワが少なく田舎の婆さんになりきってない。

 

息子のためなら、這いつくばってでも、人殺しをしても(殺してないです)、息子のためならと奮闘する母

 

岩男にしても、アイリーンにしても、木野花な母にしても、

 

これが純粋な愛なのか

 

愛って何と考えてしまいました。

 

 

追想

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「一生忘れられない恋だった」????  

 

結婚したのに  恋?

 

わずか数時間の結婚生活?

 

予告編見て、離婚の原因が知りたくてみた。

 

お互いが初体験の初夜の話に、2人の出会いや結婚までのこと、頭部外傷のせいで高次脳障害らしいエドワードの母、フローレンの父の関係など、エピソードをちりばめちいる。

 

好きなら、愛しているなら、彼女の親の会社に就職できるのかな?

 

家庭環境の差が弊害にならなかったのは、2人の熱意か、えらくすんなり結婚へと進んだ。

 

初体験がうまくいかず、すれ違う2人。

コミュニケーション不足ね。

 

そんなにオーバーな理由探すこともなかった。

 

10年後ぐらいにフローレンの娘らしき子に偶然会い、近況を知る。

 

 

それから何十年後、ラジオで、これまた偶然にフローレンの楽団の引退を耳にする。

 

 

思い出の劇場で、前から三列目の席。

 

「ブラボー」というエドワード。

 

美しいようだが、

 

孫もいて、楽団を続けられる経済状態の、

おそらく幸せであったであろうフローレン。

結婚して、子どももでき、好きなことを続けられたフローレンス。

毎日充実していた彼女はエドワードとの初夜は過去のもの。

 

レコード店の店員?か彼女?か、はたまた、友だちと団欒で右側にもたれているのが彼女か?

結婚はしたかしないかわからないが、実家らしい家に住んでいる。

 

でも今は、独り身のエドワード。

 

男って過去の彼女を引きずるのね。

 

最後のリサイタルでは引きずったままだから、エドワードは涙する。

 

何十年ぶりに、忘れていた過去。

ふっと舞台から見下ろした、たまたま目があった過去の男。

涙するより、驚きの方がさきだよ。

フローレンにとって、エドワードは昔の男。

 

人と人の間にはコミュニケーション、大切ね。

 

それから、短気は損気。

勝手にしやがれ

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はじめまして、ヌーベルバーグの金字塔。

 

 

 ストーリーは単純。

自動車泥棒🚗をしては転売する、チンピラのジャンポールベルモント

タイミングで警察官を射殺してしまい、お尋ね者となる。

 

約束のお金をもらうため、パリに行く。

そこで知り合いのアメリカ人の留学生、ジーンセバーグに会い、ランデブー。

追っ手の刑事を巻きながら

しまいには、セバーグに密告され、追っ手のから射殺されてしまう。

これは映像が主体の映画なんだろうね。

 

留学生の女の子の部屋で

 

ジーンセバーグを見つめるジャンポールベルモントの顔のなんと美しいことか。

 

ジャンポールベルモントはおかしカッコいい顔の人。

 

こんなに美しかったのか

 

 

びっくり。

 

この時代にに生きていて、

勝手にしやがれ」の前後を知っていると、センセーションな、また違う感想かも。

 

ベリーショートに縞のシャツ、Aラインのワンピース

サブリナ風パンツ

 

コケテッシユなジーンセバーグの格好がかっこいい。

 

 

コケテッシユな