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点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

この国の空

f:id:tenkochaniine:20150831221431j:image男と女、性をよくあつかう荒井晴彦さんと戦争がどうもピンとこないなぁと思いながら観ました。

化粧っ気ない二階堂ふみが「わたし、綺麗でないから」と何度か言うと、そのたび に長谷川さんが否定していました。
彼女と情を結びたくてたまらない、いやーらしい中年がよく似合ってました。

そうだよね。普通の平和な時なら、
お隣さんと親しく付き合っても男女の仲にならないほどの理性はあるでしょう。

戦場でもなく、屍体もなく、悲惨な場面もない、垣根を隔てた隣同士の家が舞台。
戦場や肢体や残酷なシーンがないが、戦争という状況は戦争に行かない人も、苦しめている。
二階堂さんの役柄は戦争に行った父と同世代。そう考えると彼女が身近になった。
父は戦争について積極的に語らなかった。語らないけど、聞いてみたかった。聞きたいけど、照れ臭く  聞かずに天に召された。
ごく普通(監督はホームドラマと言ってた)の生活を描き、戦争について考えさせる作品でした。
お母さん役の工藤夕貴さんの服の影からチラッと見えるのは脇毛がよかった。
二階堂さんは脇毛をつけるのに抵抗があったと何かで読んだ。
NHKEテレで、いい作品を作る為なら脱ぐのも厭わないなんて言ってたけど、脱いでも脇毛はダメなんて、潔くないなぁ。