点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

認知症の親の外来診察に付き合う

独居の親の外来診察の日。
朝のこと。
勤務先の駐車場から
診察日だと知らせる電話をかけ、出勤する。
ありがたいことに、夕方から診察してくれるので、仕事を早退しなくて済む。

夕方、デイサービスから帰り着いた頃に親の家に電話する。

電話に出ない。
携帯も不通。

トイレか    ?
         もう病院に向かっているのか?

仕事を終えて、また電話。
出ない。
取り敢えず車で病院に向う。

病院にもまだ来てない。

自宅と携帯に何度もでんわする。
診察予約時間になり、ようやく電話にでた。
デイサービスから帰り、スーパーに買い物に行っていた。
やっぱりね。
外来診察の日であることと
デイサービスのノート(バイタル記録)を持ってきてもらうことと
タクシーでくることを
伝える。

前回の診察日にも同じことがあった。
前回は病院からすぐに迎えに行ったが、金曜の夕方で渋滞していた。
今回はタクシーで来てもらい、待つ。
そのほうが、私がイライラしなくて済む。
20分ぐらいで、ようやく来た。

今のところ怒らないで済んだ。
今回は検査が2、3ある。
歩くことと言葉の指示が入るので1人で行ってもらい、待合室で待つ。コートやバッグを預からずにいた。
まあ、いいか

しばらくして、

「私のバッグ持ってない?」

また、はじまったか

やはりね。
まあ、よくなかった。

家でもよく探している

イライラして、検査した場所をに行き、スタッフに尋ねる。
トイレか?

看護師さんも一緒に探す。
最初の検査室にあった。

5時半に病院に来て、会計を済ませ、薬をもらい終えたら、8時に近い。

いつもならイライラして
帰りの車で老親にグダグダ言い、
遅くなったので、我が家で夕飯を食べてもらい、
車で実家まで送る。

今日は「忘れること」は予想できたので、
夕飯のおかずを、一品作っていて後はお任せにした。
老親と外食して帰るつもりだった。

病院を出て、2人でちょっと高めの新しくできた回転寿し屋で外食して
実家まで送って行った。

実家の玄関から、ニコニコしながら手を振る親を後にして

持ち物を忘れる。
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外来診察が無事?終わり
お腹も満たされ
ホッとして家路へと向かう。