無伴奏
「20歳が美しいなんて誰にも言わせない」
ポールニザンではじまった。
うん実家においてあるが、全部読み終えていないニザンではじまった。
映画好きの斎藤工さんがどんな映画に出るのか興味を持ってみた。
トーンを抑えくすんだ感じの映像に、BGMはバッハやパッフェルベルのカノン。
『普通の人々』に流れていた。
人生でいちばん自由な学生時代。
思いっきり自分のなすがまま行動し、
恋愛してた時。
つかみどころのない渉に入れ込んでいく響子。
よくある2カップルの4人のグループ。
海行ったり、部屋でナーントなく過ごしたりと懐かしい時代。
学生時代ってお金がなくても、時間がありあまり、暇を持て余す。
人を好きになる、恋愛するには充分な時間がある。
恋愛すれば
初キスし、セックスと青春を謳歌する
響子たち。
愛し合う響子と渉。
そう信じていたのに、渉は他の人を見ていた。
好きな人のために我が身を投げ打つ渉。
そんなにも全てを人のために点子は投げ出せたか?
こんなにもヒトを好きになれるのかと、
夢中で恋愛した。
純粋に好きになれた。
そんな若い頃を思い出させてくれた映画。
成海璃子が雪の中、お寺であろう階段をのぼる映像の美しいこと。
映画大好きな斎藤工が出るので観てみました。