点子がゆく

映画や自転車や温泉の話をするブログです。

3月のしまなみ海道を行く②各駅停車の巻

フェリーが八幡浜に着いても、5時半まで休憩できる。

 

デリケートな点子はウトウトするが、熟睡できないで、4時半。

 

八幡浜駅発の松山行きが5時半頃だから、そろそろ下船。

 

f:id:tenkochaniine:20170325053741j:imageさよならあかつき丸

 

 

切符売り場の隅で自転車を組み立てる。

 

f:id:tenkochaniine:20170325053812j:image新聞配達の人に道を聞く。

蒲鉾屋のかどを曲りひたすらみちなりで

八幡浜

到着f:id:tenkochaniine:20170325053838j:image

また、輪行袋に納めて

波止浜駅まで2100円の切符を買う。

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f:id:tenkochaniine:20170325054116j:image駅の中の駅? 待合室

 

f:id:tenkochaniine:20170325054151j:image5時36分発の各駅停車

 

 

 f:id:tenkochaniine:20170325063802j:image

大人しくおさまる点子jr

内子線で行く。

 各駅停車はトイレがない。

松山駅乗り換えはホームの反対側。

点子jrを置いて、急いでトイレにいく。

階段上り、下りダッシュでトイレ。

 

また、階段上り、下りで今治行きの各駅停車に乗り込む。

 

セーフ!

車内でウチから持ってきたバナナ🍌と冷凍した手作りよもぎ餅で朝ごはん。

 

これでまた荷物が減る。

 

お腹に少し隙間を空けて、後はしまなみ海道で美味しいものたーべよう。

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せーんろは続くどこまでも!

f:id:tenkochaniine:20170325082326j:image8時22分   波止浜到着。

 

 

 

 

 

 

3月のしまなみ海道を自転車で行く

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仕事の区切りをつけた金曜日の夜。

 

23時50分発の八幡浜行きのフェリーで四国を目指す。

 

3時間程で到着し、翌早朝まで船内で休憩。

 

5時半過ぎの八幡浜から青春18切符で片止浜駅まで行く。

 

自転車は輪行袋に入れ、リュックサックに最小限の衣類など入れる。

 

フェリー乗り場まで車で連れて行ってくれるはずの息子が帰ってこない!

 

息子が帰らないなら、自力で別府まで行かないと

 

荷物を詰めたり、輪行袋に入れる用意や

リュックサックを荷台に積む練習をしてる間に、

息子が帰宅。

 

助かった

23時過ぎにフェリー乗り場の到着。

 

久々のしまなみ海道ひとり旅。

 

往復だと1割引。

帰りは臼杵行きを購入。

別府に変更したら差額だけ払えばいい。

 

しまなみ海道往復したら、四国で自転車お遍路としよう。

 

3月のしまなみ海道縦走は6回目かな?

 

今年は例年になく寒いので、ヒートテックをできるだけ重ね着して、リュックサックを軽くする。

 

f:id:tenkochaniine:20170324232435j:image23時20分。

どうやらこの船🚢らしい。30分から乗船。

f:id:tenkochaniine:20170324235002j:image二階堂の焼酎のイルミネーションが大分らしい

 

トイレがきれいでうれしい。

 

点子、ボンボャージュ!

 

霊山、一人登山

天気の良い土日休みです。

 

山登りターイ

 

で、日曜朝に家族におにぎり朝ごはん 🍙を用意して、

「霊山行って来まーす」

 

いつもは集落のところから登ると頂上まで2時間くらい。

 

今日は端折って、霊山寺の駐車場に停めるから半分の片道1時間コース。

 

7時40分出発。

 

霊山は日課のように登る人達は早朝に登る。

この時間帯は人に出会わないなぁ。

 

トレイルランしているおじさんに出会っただけ。

 

久々の霊山。

ボランティアの方が綺麗に手を入れて、舗装されてるところがあちこちf:id:tenkochaniine:20170312093716j:image

 

 

ひとり登山のいいことは、一人ということ。

山に一緒に登るにとは気兼ねないひとばかりだが、

自然と気をつかうこともある。

 

他人のことを考えなくていい。

 

自分と自然に向き合えばいい

   

f:id:tenkochaniine:20170312083234j:imagef:id:tenkochaniine:20170312083250j:image上り詰めたら左右に分かれる。右だよ

 

森林セラピーが立派な頂上碑を建てていましたわ。やったー。

山頂f:id:tenkochaniine:20170312083624j:image

f:id:tenkochaniine:20170312083717j:imageまだ進む

展望台f:id:tenkochaniine:20170312084329j:image

まだ歩いて行くとf:id:tenkochaniine:20170312084621j:imagef:id:tenkochaniine:20170312084630j:image気温は10度

f:id:tenkochaniine:20170312085410j:image大分市が見える。

手前は雄城台高校

f:id:tenkochaniine:20170312085314j:imageここで休憩する。

 

自分を振り返る

 

上手くいかないこと

 

苦しいこと

 

ノートに書く

 

山の空気に触れると

 

そんなことが

 

たいしたことでないこと

 

降りて、温泉でも浸かりましょう

 

 

折り返し地点。

 

おりる、おりる

ひたすらおりる

 

 

登ってきた人に挨拶したら、

話が弾む

 

この山に100回登ると言っていた

 

またいつかお会いしましょう

 

 

 

f:id:tenkochaniine:20170312102723j:image自然の家の跡

f:id:tenkochaniine:20170312104144j:image10時40分、下山

 

帰りは遠回りだが、別府の温泉まで行く

f:id:tenkochaniine:20170312114754j:image東町温泉

だーれもいない

貸し切り

 

帰りは昼ごはんの買い物をして帰宅

人生フルーツ

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ドキュメンタリー映画は私の知らない世界や人々を教えてくれる。

 

こういう夫婦がいたなんて知らなかった。

 

あとでわかったが、地元テレビ局が長年かけてこの夫婦のことを映してきた。

 

これって「夢は動物のお医者さん」や「みんなの学校」や岩国のこと田舎の夫婦の映画みたい。

 

もっとびっくりはこの人たち、本も出していた。

それも一冊でない。

 

 

 

もっと、もっとびっくりしたのは年金の額。

「一ヶ月30万」

聞き間違い?

 

耳を疑った。

公団住宅の職員は年金いいんだ。てことは、給料もよかった。

 

人の財布の心配をするなんて、点子、 ひがみ根性丸出し。

 

昔、40円の月給で700円のヨットを買った話や質屋通いから、慎ましやかな夫婦の話と思っていた。

 

まあ、お金のことは置いといて。

現役を退いて、残りの人生

どう生きるかの話だ。

 

超高齢者だが元気がいいから、

「死」は  映画では無縁だと思った。

 

でも、別れは逃れられない。

 

この消費経済の時代。

テレビやネットやあらゆる情報から

購買意欲をくすぐらせる事ばかり。

 

物とかお金とかでなく

 

人間の営み

 

農耕民族である日本人にとって、土と生きることに

もう一度気づかされた。

 

家に帰って、庭に野菜を植えたくなった。

それだけでも

映画を観た価値がある。

 

地元の新聞に掲載されたお陰か、映画館は中高年の夫婦連れや中年の女同士が沢山いた。

 

英子さんと同世代の母と観た。

 

彼は理想の公団住宅を作ろうとした。

 

しかし、時代は高度経済成長。

経済優先の渦に飲み込まれ、

みんな同じ方向を向いている、

その土地本来の個性を殺した団地になってしまった。

 

その中で、この団地に300坪の土地を買い、

開発が殺してしまった土地を活かすべく、ドングリを植えたり、畑を作ったりと、

人間本来の営みを大切にして生きてきた

90歳

 

その夫を支えた妻

 

 

「彼女は僕の最愛のガールフレンド」

 

こんなこと言われたら、

給料の20倍するヨットを買っても、10日ぐらい出勤しなくても、大丈夫と言いたくなる。

 

生き方の参考になる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

アイヒマンを追え!

f:id:tenkochaniine:20170219211831j:imageナチスの親衛隊でユダヤ人を強制収容所に移送させた重要人物、アイヒマン。

彼を捕獲した検事長バウアーの物語。

 

信念を貫くことの大切さを教えてくれた。

 

戦後15年たったドイツだが、ナチの残党が政界や司法界など権力を持っていたことが、信じられない。

 

耐え忍ぶ苦しい時代から、復興ドイツの声高らかな世の中で、

 

 

自国でアイヒマンを裁くことは、自分の国でなにがあったのかを国民に知ってもらうこと

 

知らなければ前に進めない

 

前に進まないということは復興はあり得ないということ。

 

歴史を直視するために

 

身の危険を顧みず、自分の生活全てを捧げてきたバウアー

 

職場でも敵だらけの中、葉巻を吸い、ひたすら

アイヒマンを追う男。

 

そこに同性愛問題を入れ込んでいる。四面楚歌であっても曲げない根性

 

こんな気高い人のお陰で、

戦後70余年たち、ようやく真実がみえてきた。

 

年齢がいっても、まだまだ知らないことだらけ

 

ドラマチックな真実である

 

 

 

 

 

 

幸せなひとりぼっち

f:id:tenkochaniine:20170219205930j:image59歳のオーヴェの話

最愛の妻を亡くし、頑固者ジジイのオーヴェ。

 

不器用だが、信念を曲げない男

笑顔の素晴らしい、前向きな妻に先立たれた彼が、自ら命を立ち 妻のもとにと行こうとする。

 

しかしいつも邪魔が入り、自殺がなされない。

 

引っ越して来たイラク人、

昔馴染みの近所の人たち

妻の教え子

 

周囲の人々との関わりの合間に

 

子供の頃のこと

妻との出会い

妻との生活や悲しい過去

 

どんな人にも   それぞれの過去があり

 

人生がある愛する者との生活がある

 

子供時代、妻との生活などの過去と

現在、近所の人との関わりが交差する中で、

嫌な親父だったオーヴェが愛しきじいさんに変わっていく。

 

いや、オーヴェが変わったんでなく、

オーヴェを見る私の目が変わったんだ。

 

 

人はいつか家族と生き別れ、一人になる。

どんなに夫や妻を愛しても、どちらかが残される。

 

オーヴェはわたしであり、あなたでもある。

 

独居になっても、人はひとりでなく誰かとつながっているんだなあ。