点子がゆく

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世界一優雅な野獣

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彼の踊りは

「素晴らしい」

の一言に尽きる 。

セルゲイ ポルーニン

 

 

 

これほどまで美しく舞う姿を観ることができて

しあわせ

 

持って生まれた才能と人の何倍もの努力でイギリスのロイヤルバレエ団のトップに立った男

 

天才と呼んでいいのかわからないが、

 

天性の才能を努力で活かしきることは

 

並大抵の努力では足りないだろう。

 

 

そんな彼のモチベーションを上げるのは

バレエで家族をひとつにしたいという思い。

 

 

なのに、家族がバラバラとなり、両親は離婚し、

 

苦しむ

 

これってドラフト会議プラス選手たちの再現ドラマにもあったパターン。

 

息子の野球に熱が入り過ぎ負債を抱えた親、家

 

族がバラバラになったとか

 

それでもドラフト会議に引っかかったり、

 

スターになれればよいが。

 

バレエのモチベーションの原動力である家族を失い

 

バレエをやる意義を見出せなくなってしまう。

 

 

 

 

それが、刺青やコカイン、練習をさぼり、パーティー三昧

 

 

なんて純粋な子

 

 

わかりやすい子

 

 

小学校を卒業する頃に母親とキエフに行き、学費のために父親や祖母学費の外国で働く。

 

あまりにも重たいプレッシャー

 

 

高校には入るか否かの年齢から

 

1人イギリスで暮らす

 

 

早熟にならざる得ない環境。

 

 

あまりにも緊張を強いられる暮らし。

 

 

人の何倍ものスピードでら生きてきたので、

プツンと切れ

 

突然、退団してしまう。

 

そしてロシアに戻る。

 

西欧、ロイヤルバレエ団のプリンシパルは花形、スターだが、 東欧ロシアでは

テレビ番組でチャンピオンとなり

改めて   評価される。

 

とにかく、踊りが素晴らしい。 

 

バレエのために生まれてきたいな人

 

彼の存在を知れた映画でした。